ガット張り機の比較表
機種名	Eagnas製HQ　Combo 710	Eagnas製ＨＱハイクア自動 調整分銅ガット張り機！	ML100シングルアクショングラインドバー固定式クランプＴ９２（S)	ML100ダブルアクション回転式固定クランプＴ９８ （D）	ML100フライングクランプＴＨ（F）
生産地	中国		オランダ
重量（約）	21kg	21kg	15kg	13kg	11kg
分銅式自動テンション調整システム	クラッチ付きボールベアリング式ストリングスグリッパー	○	○	○	○
１００％コンスタントテンション牽引システム	○	○	○	○	○
テンションヘッド自動ロック	クラッチ付きボールベアリング式ストリングスグリッパー	○	○	○	○
テンションヘッド自動解除（ガットをクランプする際、ロックを自動的に解除します）		×	○	○	○
テンションヘッドボール内蔵ベアリング	×	×	○	○	○
12箇所ストッパー付き　360°回転式テーブル	×	×	○	○	○
卓上型	○	○	○	○	○
コンコードシステムオプション	不可能	不可能	可能
ラケットサポートシステム	6点支持サスペンションマウントシステム	6点支持サスペンションマウントシステム	５点ダイレクトラケットサポートシステム

品質の比較：上記はそれぞれのストリンググリッパーの内側の比較。写っている表面は直接ガットを触って固定をする役割です。

写真の左の無印はHQ

ガットを挟む面積の大きいほうがガットが滑りにくくまた、ガットを傷けにくい。見てお分かりのようにストリングウェイクランプのほうがガットを挟む面積が広い。

質問：「ハイクア自動調整テンションとCombo 710の違いは何ですか？

回答： テンションヘッド以外にほとんど仕様が同じです。

質問：「ハイクアとストリングウェイは同じ機能の張り機なのに何故、値段がこんなに違うのですか？」

回答：

1、材料：

それぞれの重量を比べるとハイクアのほうが重いです。ストリングウェイのほうが軽量に作っています。ベースは空洞になっていて、テーブルやクランプなどは軽くて値段が高いアルミ製です。

2、見た目：

ハイクアは細かく見ればハイクアのペイントや塗装の剥れ、擦り傷、汚れ、サビは珍しくありません。ストリングウェイは全くといって良いほどペイントの剥がれ、擦り傷、汚れ、サビは見当たりません。

3、品質：

ハイクアは動作に問題はありませんが、使っている部品のサイズが少し合わないことや、機械動作がスムーズじゃない場合がございます。ストリングウェイの部品は全部完璧にはまり、非常にスムーズに動きます。

4、サポートシステム：

ラケットを張る際、ラケットに一番ストレスがかかります。ラケットを折らないためにサポートが非常に大事です。ハイクアと多くのメーカの6点支持サスペンションマウントシステムは張る途中にラケットの変形が見れます。変形があればあるほどラケットの負担が大きく、ラケットが折れる原因になります。ストリングウェイは独特の５点ダイレクトラケットサポートシステムにより、張る際のラケットの変形が全くないためラケットを折る可能性がほぼございません。また、サイドサポートが無いため横のガット通しの邪魔になりません。このシステムはストリングウェイ独自開発のため、他のメーカの高いガット張り機を購入してもおそらく6点支持サスペンションマウントシステムになると思います。

5、テンションシステム：

ハイクア製にはテンションヘッドの上にガットを挟むストリンググリッパーの隙間調整ネジがあります。隙間が大きすぎるとガットが滑り、隙間が小さい過ぎるとガットが入りません。隙間の調整は簡単ですが張りながらネジが動いてしまうので、常に張りながらネジの調整をします。ストリングウェイのストリンググリッパーは自動的にガットの幅にあわせるので、張る時間が早くなり手間がかかりません。ハイクア製はテンションヘッド自動解除が無いため、毎回ストリンググリッパーにガットを入れてからもう一方の手でテンションロックを解除して分銅を倒さなければなりません。ストリングウェイ製ML100は、ストリンググリッパーにガットを入れると自動的にテンションロック解除しますので 、手間無く分銅を倒せます。 ストリングウェイ製ML90とＭ９０は自動的にテンションロック解除をしません。ハイクア製は一度に沢山ガットを引っ張れません。よく伸びるナイロン製、特にマルチガットは２、３回引っ張ってクランプする必要がありますが、ストリングウェイは1度引っ張るだけで十分です。

6、12箇所ストッパー付き360°回転式テーブル：

ハイクア製は付いていません。ストリングウェイ製は付いています。プリンスのO3ラケットを張る時などはストッパー付き　360°回転式テーブルが非常に便利です。（グロメットがなく、ラケットサイドに大きな空洞があり、その空間分だけラケットが動いてしまい、ガットを真っ直ぐ引っ張れない）

結果：

沢山のラケットを張る方

ストリングウェイ製のほうが値段が２倍ほどですが品質と使いやすさも2倍以上の価値があります。また上記、記したようにラケットを折らない、傷めないのでラケットの寿命を長くすることができ、スムーズに時間のロス無くガットを張ることができるため、高いガット張り機を買う価値があると思います。

あまりラケットを張らない方、テンションをゆるく張っている方

普段あまりラケットを張らない、またはテンションがゆるい方はラケットに多少ストレスがかかったり、多少の手間がかかったりしても、値段が断然お安いハイクア製の方がいいと思います。

現在はHQ自動調整ガット張り機は売り切れました。HQ安いガット張り機の使いやすいモデルで考えるとHQ　Combo７１０のクラッチ付きボールベアリング式ストリングスグリッパー のほうが楽と思いますがスプリングクラッチが壊れたら不便です。HQ自動調整ガット張り機が値上がりされましたので今後入荷しましたら57000円〜60000円販売予定です。ある程度自分でガット張り機の調整と改造が出きる方は安くて使いやすい機種はHQ Combo710　43000円のほうがお勧めします。StringwayとほぼCombo 710と同じ仕様「Challenger」のお客様の感想と比較。今後HQ自動調整かCombo 710を入荷するかどうか検討中ですのでご希望の機種や意見などございましたらshop@hiqua.jpにご連絡ください。

1０万円以上の電動ガット張り機を検討している方は、ハイクア製のお得な5万円と7万円台の２種類のガット張り機がございます。またストリングウェイ製の品質には自信があり、他社の値段が高いメーカの品質に負けません。海外の掲示板の書き込みを読んでいただければお分かりいただけるように、多くのお客様の意見が同様にストリングウェイがいいと評価されています。